July 14th is the anniversary of Osborne Colson's death

動画：Chantastics様

7月14日はオスボーン・コルソンコーチのご命日です。2006年のこの日にお亡くなりになりました。

---

　動画は、2008年のカナダナショナルのエキシビションです。パトリックがはじめてカナダチャンピョンになった年で、この時に滑った「Yesterday」は、コルソンコーチへのトリビュートのプログラムです。

　パトリックはバンクーバー五輪のエキシビションでもこのプログラムを滑りました。きっと天国のコルソンコーチに、パトリックがカナダの代表としてオリンピックに出場するまでに成長したことを報告するために、このプログラムを選んだのだと思いました。パトリックが滑り終えたタイミングで白い風船がパトリックのもとに舞い降りてきて、当時パトリックファンの友人たちと、その風船はきっと天国のコルソンコーチからの贈り物だよね、と話して胸がいっぱいになりました。

少し古い記事をご紹介します。

・Skating's Odd Couple Sunday January 14, 2007 by Randy Starkman

　この記事では、生前のコルソンコーチがパトリックに指導されたことや、パトリックのコルソンコーチへの想いが詳しく紹介されています。

" He hectored young Chan about his manners, telling him to cut his food into small pieces, and taught him how to present himself to people.

"Because he believed one day I would meet the Queen or the president or prime minister, he prepared me very well for what was to come," said Chan. "Because he believed that I would reach the top one day."

　コルソンコーチはパトリックにテーブルマナーや人との接し方を厳しくしつけられたとのこと。なぜならいつかパトリックがトップスケーターになり、クイーンや大統領と接する機会があると信じていらっしゃったから。

"Mr. Colson always wanted me to be a perfectionist, be a good skater, be a good role model. I just want to try to expose what Mr. Colson projected as the future of figure skating. I want to for sure become the best skater I can and try to accomplish what he thought I could be in the future."

　こんなことを話していたパトリックも成長して、今は立派なワールドチャンピョンです。

　今こうして素晴らしいパトリックのスケートを見ることができるのは、パトリック自身はもちろん、ご家族の皆さんやコルソンコーチ、これまでのコーチの皆さんのお陰です。いちファンとしてとっても感謝しております。

　コルソンコーチはきっとこれからもずっと、パトリックが嬉しい時も辛い時も天国から見守り、心の中で一緒に歩み続けてくださると思います。

　あらためて、心よりご冥福をお祈り申し上げます。